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みなさんこんにちは、YASUです。
今回は、長年サッカー界の頂点に君臨し、数々の伝説を作り上げたサッカープレイヤーであるクリスティアーノ・ロナウドについてご紹介します。
この記事で分かること
- クリスティアーノ・ロナウドの基本情報
- クリスティアーノ・ロナウドの生い立ちとエピソード
- アル・ナスルの試合を視聴する方法
- アル・ナスルの試合にベットする方法
ロナウドの試合にベットできる!!
この記事の目次
クリスティアーノ・ロナウドのプロフィール
生年月日 | 1985年2月5日(38歳) |
国籍 | ポルトガル |
出身 | マデイラ諸島 |
所属リーグ | サウジ・プロフェッショナルリーグ |
所属チーム | アル・ナスルFC |
ポジション | FW |
背番号 | 7番 |
利き足 | 右足 |
推定年俸 | 約280億円(商業契約含む) |
シーズン | 所属クラブ |
2002-2003 | スポルティング・リスボン |
2003-2009 | マンチェスター・ユナイテッド |
2009-2018 | レアル・マドリード |
2018-2021 | ユヴェントス |
2021-2022 | マンチェスター・ユナイテッド |
2023- | アル・ナスルFC |
最も偉大な選手の1人である男の物語!
本記事ではチャンピオンズリーグ=CL ヨーロッパリーグ=EL ワールドカップ=W杯と記載
クリスティアーノ・ロナウドの生い立ちとエピソード
彼の名は全世界の人々に知られ、もはやサッカーの枠を超えた世界的スターなスポーツ選手の1人でもあります。
生まれた直後から定められた運命だったのか、すぐにサッカーと出会い、輝かしいキャリアを歩んできました。
負けず嫌いで有名な彼は、試合に負けるとまるで子供の様に涙を流すことで有名です。
その姿にはクライベイビーとあだ名がつきましたが、いつしか彼の涙は栄光を掴み獲った時に見ることが多くなりました。
ロナウドの特徴といえば、目標を達成する為の徹底的な努力でしょう。
ストイックで有名な彼は、常に次のステージを目指す努力を重ねて世界最高の存在となりました。
そして、最大で最高のライバルであるリオネル・メッシとは幾度となく頂点を争い、互いに高めあってきました。
新時代を彩る選手たちが次々に誕生してきても、彼らがこれまでに残した功績は決して色褪せることはありません。
そんなロナウドのプレーといえば、爆速ドリブルが思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか?
彼のドリブルはスポーツ大学で研究されるほど、異次元のレベルに達しています。
キレキレのフェイントに人間かと疑ってしまう程のジャンプ力。そして、世界的に流行した無回転フリーキックなど、多くのバリエーションを持つ正真正銘のスーパースターです。
現在活躍するワールドクラスの選手の多くが、彼に憧れては追い越そうとしています。
しかし、ロナウドは栄光を知り尽くしてもなお、まだ見ぬ景色を見る為に進化を求めています。
そんな生ける伝説、クリスティアーノ・ロナウドの物語です。
1つの時代の象徴とも言える存在です!
運命に導かれた少年
1985年2月5日、ポルトガルのマデイラ諸島にてロナウドは誕生しました。
庭師の父と調理師の母を持つごく普通の家庭に生まれました。
逸話として有名ですが、彼が生まれた直後に母親は医者からこんな言葉をかけられます。
「この子はサッカー選手になる足を持っている」
生まれて間もない幼児でしたが、数奇な運命を背負って生まれてきたのでしょうか?
ですが、実はロナウドの両親は彼の妊娠が分かった際に、出産するかどうかを悩んだといいます。
なぜそのような考えがあったのか。それは複雑な貧困家庭だったからです。
父の庭師の仕事は定職ではなく、さらにアルコール依存症の状態だった為、母の調理師の仕事でやっと生計を立てる生活でした。
既に家庭には4人の子供がいて、その上ロナウドが生まれることへの不安から産まないことを考えたそうです。
しかし、悩んだ末にロナウドの両親は出産を決意し、結果的に健康に生まれたロナウド。貧困な状況でしたが、末っ子としてかなり可愛がられました。
父はまだ定職に就かずの状態でしたが、ロナウドにあるスポーツを教えたのです。
それがサッカーでした。
サッカーにのめり込んだロナウドは、日中は母の手伝いをしながら、日が暮れるまで友人とストリートサッカーに明け暮れる毎日を過ごしました。
サッカーの後は近くのハンバーガーショップへ向かい、余ったハンバーグを貰うなど今では想像できない生活だった様です。
そんな日々を過ごすロナウドですが、父が庭師としてグランド整備を任されていたチームに紹介されることになりました。
ご飯がないので、近所の家で食べていたらしいです。
繋がっていく出会い
父に紹介されたのは、地元クラブのアンドリーニャというチームでした。当時7歳だったロナウドはこのチームへ入団を決意し、才能を磨いていきました。
当時のロナウドは、試合に負ける、チームメイトが喧嘩、ボールが回ってこない。ちょっとしたことですぐに泣いていました。
今とは違い、かなり大人しい性格だったようで、チームメイトから泣き虫と呼ばれていたそうです。
しかし、サッカーの技術は他の子達よりも飛び抜けており、マデイラの島中にロナウドの名前が知れ渡るほどでした。
そんな神童の噂を聞いた名門チームのナシオナルがロナウドのスカウトに訪れました。
次のステップへと迷いなく誘いを受けるロナウド。この移籍で彼の人生が大きく動きます。
本格的にサッカーを始めてまだ3年でしたが、ロナウドの才能は傑出しており、ナシオナルに移籍後も3つ上の年代でプレーしていました。
彼の能力が本物だと感じたナシオナルコーチのバウロ・ソウザ氏が、ある人物にロナウドを紹介しました。
その人物とは、ポルトガルの名門スポルティング・リスボンにコネクションを持っていた代理人、デ・フレイタスでした。
マデイラ初のプロになれる素質を持った少年がいると聞かされたデ・フレイタスは、半信半疑でロナウドをスポルティング・リスボンのスカウトに繋ぎ合わせたのです。
そして、ロナウドの入団テストを実施した結果、彼の才能を目の当たりにしたスカウト陣はすぐにロナウドの獲得を決めたのでした。
実力で引き寄せた運命の出会いですね!
世界最高になると誓う
1997年、ロナウドは12歳で地元を離れ、スポルティング・リスボンのユースチームに移籍。
移籍当初は島育ちのロナウドに対してのいじめなどもあり、環境に馴染めずに島に帰ろうとするなど、サッカー以外の部分に悩んでいました。
チームも"ここでの活躍を望まない選手はいらない"とロナウドの引き留めはしませんでした。
本当に帰る寸前まで話が進むも、家族や代理人の説得もあって最終的にチームに残ることを決断したロナウド。
その時に代理人から「君は家族の希望の星にならないといけない」と言葉をかけられ、貧困ながら育ててくれた家族の為にプロになることを改めて決意したのでした。
それから、ロナウドは急速な成長を遂げるのです。
U-16、U-17、U-18、セカンドチーム、トップチームと順調にカテゴリーを上げていき、2002年10月7日、モレイレンセ戦でプロデビューを果たしました。
驚くべきことに、このデビュー戦でロナウドはクラブ史上最年少ゴールを含む2ゴールの華々しい活躍を残しました。
まだこの時17歳。スポルティング・リスボンのファンも新星の誕生に揺れましたが、ロナウドのキャリアはさらに加速していくのです。
当時から人一倍練習に励んでいたそうです!
人生の分岐点
デビューシーズンを公式戦31試合5ゴール6アシストで終了したロナウドは、次のシーズンに向けてのプレシーズンマッチに出場しました。
その相手こそが、マンチェスター・ユナイテッド。
この試合が自分の人生の分岐点となることを、まだロナウドは知りませんでした。
試合が開始されると、ロナウドは自分の能力を最大限に発揮し、マンチェスター・ユナイテッド相手に堂々のパフォーマンスを披露。
ロナウドの得点はありませんでしたが、チームは試合に勝利し、スタジアムを大いに湧かせました。
そんな、10代のロナウドの才能に驚いたのが、マンチェスター・ユナイテッドの監督アレックス・ファーガソン。
試合終了後にロナウドを直接呼び出すなど、彼の能力に1試合で惚れ込んだのです。
選手の目利きに優れ、彼が獲得を進言した選手は活躍を残すことで有名でしたが、ファーガソンは迷っていました。
未知数の17歳。ハイレベルなプレミアリーグで活躍できるか確信が持てなかったのです。
しかし、この時にファーガソンにロナウドの獲得を進言したのが、当時すでにチームの主力だったファン・ニステルローイとロイ・キーンでした。
さらに、ファーガソンが信頼を置いていたアシスタントコーチのカルロス・ケイロスもロナウドの獲得を後押し。
ファーガソンは試合から6日後、03/04シーズンの開幕3日前に獲得を決め、当時の10代の移籍金としてイングランド史上最高額となる、約24億円でロナウドを獲得したのでした。
憧れのチームはリヴァプールだったみたいです!
栄光の背番号7番
移籍決定後、ロナウドはスポルティング・リスボンで着用していた背番号である28番を欲しました。
しかし、ファーガソンの提言により、過去にカントナやベッカムらクラブのレジェンドがつけた栄光の背番号7番を着用することになり、プレミアリーグデビューを迎えます。
このデビューからクリスティアーノ・ロナウドの伝説が作られていくのです。
新しい背番号7のプレミアリーグデビューはいきなりでした。
オールドトラフォードにボルトンを迎えた開幕戦で、ロナウドはベンチメンバー入りをすると、後半16分に途中出場を果たしました。
大歓声に迎えられてのデビュー戦では才能の片鱗を見せつけ、チームのレジェンドであるジョージ・ベストから、"最もエキサイティングなデビュー"と賞賛を受けるほどでした。
そんな可能性を見せつけたロナウドはファーガソンの指導の元、少しづつ、しかし確実に成長していくのです。
移籍後いきなり俺がベストだと叫んだそうですw
初めて味わう非難
ワールドクラスの選手になれる才能を持つロナウドに対し、ファーガソンは慎重に成長するように見守りました。
急速な成長に溺れ、消えた才能を見てきたファーガソンは、そうならないように手塩にかけロナウドを育てていたのです。
試合には途中出場と先発を織り交ぜ、極力プレッシャーを与えずに、ロナウドのメンタル管理からプレーの部分までコーチングを行い、着実に力をつけさせました。
そのトレーニングの成果は、03/04シーズンの6ゴール、04/05シーズンの9ゴール、05/06シーズンの12ゴールと一目で成長が伺えるほどでした。
覚醒の兆しが見えた05/06シーズンの終了後、ロナウドは自身初のドイツW杯に出場。
2003年からポルトガル代表に招集されるようになっていたロナウドはユーロ2004などの国際大会でも結果を残していました。
しかし、彼はこのW杯で大きなトラブルを引き起こしてしまうのです。
準々決勝まで進んだロナウドとポルトガル代表は、イングランド代表と激突。
その試合中、マンチェスター・ユナイテッドのチームメイトであるウェイン・ルーニーがR・カルヴァーリョを踏みつけたとして、審判から退場処分を受けてしまったのです。
この退場宣告される間際、ロナウドは率先して審判に退場を促し、それにルーニーが激怒するシーンがありました。
さらに、ルーニーが退場後、自軍ベンチに向かってウィンクをする映像が世界に流れ、イングランド国民は大激怒。
チーム期待の星とはいえ、イングランドのエースに対しての行為に非難は殺到。ロナウドはマンチェスター・ユナイテッドでの居場所を無くしていきました。
ルーニーとの関係も悪化し、ロナウドは移籍を考えるまでに。
ですが、これに危機感を感じたファーガソンはロナウドが移籍しないように働きかけ、コーチを含めてルーニーと話し合いの場を設けて、和解させました。
そして、ロナウドには、「得点を取り続けることで、ファンを認めさせるしかない」と話し、彼を説得。
"もうこのチームでは走れないかもしれない"そうインタビューに話していたロナウドでしたが、ファーガソンの説得により、再び闘志に火を灯しました。
そして、06/07シーズン、ロナウドは異次元の活躍を見せつけます。
この時からレアル・マドリードからオファーが!
新時代の幕開け
気持ちを新たにした06/07シーズン。ロナウドは積み重ねてきた努力と、持ち合わせていた能力が一気に開花しました。
コンスタントに得点とアシストを重ねていき、リーグ戦17ゴール14アシストというキャリアハイの記録を達成。チームも見事にリーグ優勝を飾りました。
さらに、自身初の個人タイトルの受賞も経験します。
PFA年間最優秀選手賞・FWA年間最優秀選手賞・チーム内最優秀選手賞の個人3冠を達成。
そして、今後のロナウドの栄光と挫折の証ともなるバロンドールはカカに次ぐ2位の結果となりました。
完璧なまでのシーズンを過ごしたロナウドですが、翌シーズンにはこれ以上の記録を叩き出すのです。
07/08シーズンでは、シーズン開幕から驚異的なペースで得点を量産。
38試合制のプレミアリーグのシーズン記録となる31得点を奪う大活躍でチームのリーグ2連覇の立役者となったのです。
このシーズンのロナウドはまさに無敵の状態でした。
ドリブル、抜け出し、ヘディング、ミドルシュート、FK。バリエーション溢れる得点シーンは世界を熱狂させました。
興味深い点は、得点とアシストの対比です。
06/07シーズンのロナウドは公式戦23得点22アシストの成績だったのに対し、07/08シーズンでは公式戦42ゴール8アシストと明らかにゴールへの比重が重くなっているのです。
ゴールへの執着心が強いことで有名なロナウドですが、もしかしたらこのシーズンで、そのスタンスが染み付いたのかもしれません。
この時はもう少しテクニカルな選手でしたね!
時代の象徴へ
リーグ2連覇に自身初の得点王を獲得したロナウドですが、このシーズンの最も印象的なハイライトはCLでした。
決勝まで駒を進めていたマンチェスター・ユナイテッドは、同じプレミアリーグのチェルシーと激突。
ロナウドはここまで、10試合7得点とCLの舞台でも爆発していました。
そして、迎えた決勝戦。この決勝でもロナウドは打点の高いヘディングを決め、先制に成功します。
しかし、チェルシーMFのランパードに同点弾を決められ、試合は延長戦に突入。120分でも決着が着かなかった為、勝敗はPK戦に委ねられました。
ロナウドは3人目のキッカーを任されるも、なんと相手キーパーのチェフにコースを読まれ、失敗してしまいます。
ですが、チェルシー主将のジョン・テリーが足を滑らせて失敗に終わると、続けてアネルカもファン・デル・サールの好セーブによりネットを揺らせず。
この瞬間マンチェスター・ユナイテッドの優勝が決まりました。
9シーズンぶりの優勝を飾ったチームを牽引したロナウドは、優勝が決まった瞬間に子供のように泣きじゃくる姿を見せます。
その姿はまるで、マデイラで泣き虫と言われていた少年時代と同じでした。しかし、当時とは違う点があります。
それは、負けて悔し涙を流していたロナウドではなく、歓喜で流した涙だったということです。
全日程が終了し、1シーズンを通して凄まじい活躍を残したロナウドは、念願だった世界一の選手の称号であるバロンドールを初めて獲得します。
"ロナウドの時代が始まった"と誰もがそう思っていましたが、この時もう1人の時代の象徴となる選手が、スペインで覚醒を始めていました。
この頃から移籍の噂が具体的に飛び交うようになりました!
銀河系軍団のエース
2008年の夏の移籍市場では、世界最高の選手となったロナウドを世界最高と謳われるチームが獲得しようとしました。
そう。レアル・マドリードです。
水面下でロナウドと交渉を始め、マンチェスター・ユナイテッドに対して正式なオファーを出していないにも関わらず、メディアに向けて合意したと発表したのでした。
しかし、この行為に怒ったのはもちろんマンチェスター・ユナイテッドです。これまで、愛情を込めて育ててきたエースを強奪されまいと猛反発。
法的な対応も辞さない声明を発表し、ロナウドの移籍問題はかなりこじれていきました。
ロナウドは沈黙を続けていましたが、騒動を落ち着かせる為、ファーガソンとの話し合いの場が設けられることに。
話し合いの結果、残留が決まりましたが、ロナウドは「憧れのチームに心が傾いていた」とインタビューで話すなど、移籍願望があったことを認めました。
騒動が落ち着き、08/09シーズンを迎えたロナウドはエースとして活躍を残していきます。
しかし、気持ちはすでにレアル・マドリードにあったのか、前シーズンの覇気を感じられず、リーグ戦33試合18得点と彼にしては物足りない成績で終了。
それでもチームのリーグ3連覇には大きく貢献。ロナウドも2009年4月15日に行われた、CLのポルト戦の超強烈ミドルシュートがプスカシュ賞に選ばれるなど、随所に輝きを放ちました。
そんな中、騒動相手のレアル・マドリードにフロレンティーノ・ペレスが会長として就任。
彼は銀河系軍団の再構築を目指し、09/10シーズンに向けたチーム改革を始めました。
改革の目玉として、再びロナウドの獲得を熱望。
マンチェスター・ユナイテッドもロナウドの心がスペイン行きに傾いていたのを理解したのか交渉を許可しました。
そして08/09シーズン終了直後の6月11日。当時の移籍金史上最高額の約129億円でレアル・マドリードに移籍が決定しました。
背番号はレアル・マドリードの象徴であるラウル・ゴンザレスが7番を背負っていた為、9番に決定。
それでもロナウドのユニフォームはマドリード市内だけで120万枚を売り上げ、なんとこのユニフォームの売り上げだけで129億円の移籍金を回収したのです。
さらに、ロナウドと共に加入したカカと同時に出たお披露目会では、サンティアゴ・ベルナベウに10万人ものサポーターが集まる、異例の自体になりました。
他にもベンゼマなどワールドクラスの選手が集結!
最大のライバル出現
恐らくサッカー界でも類を見ない程の期待と重圧がかかる移籍初年度となったロナウド。
09/10シーズンは怪我の影響もあり、試合に出れない期間もありましたが、それでもリーグ戦29試合26ゴール、CLでは6試合7ゴールと世界最高峰のラ・リーガでも存在感を発揮しました。
しかし、彼の活躍はある選手の異次元の活躍でかき消されてしまったのでした。
その人物とは、バルセロナ所属のリオネル・メッシ。
なんとメッシは、リーグ戦で35試合34ゴールという桁外れの活躍を記録していたのです。
バルセロナでデビューしてから、徐々に活躍し始めていたメッシは、くしくもロナウドが移籍してきたこの年に能力が開花したのです。
2008年に獲得したロナウドが手にしたバロンドールは、この年はメッシが獲得。
この受賞により、10年以上続くライバル関係が幕を開けました。
2人の時代が始まった瞬間でしたね!
異次元のレベル
10/11シーズンの開幕前、ロナウドの背番号に変更がありました。ラウールの移籍に伴い、背番号7番がロナウドに渡ったのです。
自身のシンボルを手にしたロナウドは、昨年の悔しさを晴らすかのようにハイペースで得点を重ねていきました。
移籍2年目にしてクラブ史上最速の通算50得点を記録。
レアル・マドリードが苦手としている国内カップのコパ・デル・レイでは、18年ぶりの優勝に導くゴールを決めるなどエースとして大活躍。
次々に得点を重ねた結果、ロナウドはリーグ戦40ゴールという記録を打ち立てたのでした。
1990年のウーゴ・サンチェスのシーズン最多得点を更新し、ラ・リーガ得点王を獲得。
しかし、大記録を打ち立てたにも関わらず、その年のバロンドールは最強バルセロナを牽引していたメッシの手に渡りました。
勝ち取れなかった世界一の称号。しかし、彼は再び栄冠を掴む為、努力を積み重ね続けていきます。
11/12シーズンは、プスカシュ賞の名前の由来となっているフェレンツ・プスカシュの持つラ・リーガ通算100得点を大幅に超える速さで達成。
最大のライバルであるバルセロナとのエル・クラシコでは2得点を奪い、勝負強さを発揮します。
最終的にシーズン46得点を奪うなど歴史に名を刻む活躍。
しかし、やはり立ちはだかったのはリオネル・メッシ。
ロナウドのとてつもない記録がかすむ驚異のシーズン50得点でラ・リーガ得点王に輝きました。
別次元の2人の活躍は世界を巻き込んでの論争にまで発展します。
その論争とは、世界最高はメッシかロナウドか。
10年以上経った今でも、この論争の答えは見つかっていませんが、それほどまでに彼らの存在は想像を超えていたのです。
同じ時代に生まれたことがすごい!
取り戻す世界最高の称号
12/13シーズンのロナウドは、大幅に遅れをとるシーズンとなってしまいます。
メッシがリーグ戦46得点と前シーズンと変わらぬ輝きを放ったのに対し、ロナウドは34ゴールに終わってしまいます。
34ゴールでも凄まじい活躍ですが、やはりメッシの記録の前ではかすんで見えてしまうのです。
さらに、チームは12ポイントの差をつけられ、バルセロナにリーグ優勝を譲り、コパ・デル・レイではアトレティコ・マドリードに決勝で敗れ、準優勝という屈辱の結果に終わってしまいました。
やはりロナウドよりメッシ。ロナウドは地球で1番の選手だが、メッシは宇宙で1番。世間ではそう言われるようになってしまっていたのです。
ですが、ロナウドは負けず嫌いで有名であり、ここで立ち止まる訳がありません。
13/14シーズンでは名将カルロ・アンチェロッティが監督に就任。
さらに、トッテナムからギャレス・ベイルが加入すると、ロナウド、ベンゼマ、ベイルのBBCが形成され、レアル・マドリードは爆発的な強さを発揮します。
2014年1月14日には2013年度の個人賞授賞式が開かれ、ロナウドが切望した個人タイトルであるバロンドールを再び獲得したのです。
5年ぶりの獲得にロナウドは涙を流し、「言葉にできない」と語りました。栄冠を再度獲得したロナウドでしたが、まだ見ぬ高みを求めていました。
ロナウドはリーグ戦はもちろんのこと、このシーズンでは得意とするCLでも過去に類を見ない活躍ぶりを見せていました。
グループステージの段階で9得点と並外れた得点力でチームを牽引すると、レアル・マドリード移籍以降初めての決勝の舞台へと進んだのです。
決勝ではアトレティコ・マドリードと対戦し、見事に優勝。レアル・マドリードのCL10回制覇のラ・デシマを達成することができたのでした。
特筆すべきはロナウドがCLで打ち立てた記録です。なんと11試合17ゴールの驚異的な数字を残し、CLの歴史に名を刻んだのでした。
このシーズンは結果的にリーグ得点王、CL得点王、そして欧州リーグの1シーズンで最も得点した者に贈られるゴールデンシューに輝きました。
スピーチでは周囲の人たちへ向けて感謝を述べていました!
終わらない栄光
14/15シーズンでは、ラ・リーガ史上最多の23回目のハットトリックを達成するなど、当たり前のように得点を重ね、チームの公式戦22連勝の中心として大活躍でした。
しかし、チームとしては、CLベスト4、ラ・リーガ2位など、惜しいところで足踏みすることに。
それでも、ロナウド個人はキャリアハイのリーグ戦35試合に出場して48得点で得点王と3度目のバロンドールに輝くなど、充実したシーズンを過ごしました。
すごい活躍ですが、チームの成績に批判が止まりませんでした。
偉業の1歩目
15/16シーズン、開幕からスタートダッシュに成功したロナウドは、9月12日のエスパニョール戦で5得点を奪い、ラ・リーガ通算得点231得点を記録。
過去にレアル・マドリードに在籍していたラウル・ゴンザレスの228得点を抜き、クラブ史上最多得点者となったのです。
銀河系軍団、白い巨人などと謳われ、過去様々なスター選手が在籍してきたこのレアル・マドリードで、歴代1位の得点者というのはバロンドール以上の価値があることでしょう。
しかも、まだ在籍7シーズン目でのロナウドの快挙に、賞賛の声が止まりませんでした。
そして、CLではメッシと並ぶ1大会最多の3回のハットトリックを達成するなど、変わらず欧州の舞台での強さを発揮していました。
無敵状態のレアル・マドリードは、この年のCL決勝に進み、アトレティコ・マドリードと再び激突。
マドリード勢による激戦はPK戦にまで突入しますが、レアル・マドリードに軍配が上がりました。
しかし、ロナウド個人としては3年連続のバロンドール受賞を逃し、ライバルのメッシに譲るなど悔しさの残る結果になってしまいました。
本当に双極の時代ですね...
ポルトガル代表での栄冠
2006年にW杯デビューを果たしていたロナウドは、2010年、2014年と3大会連続でW杯に出場し、得点を決めるも優勝というタイトルからは遠い存在でした。
2018年のW杯が迫る中、2016年6月に欧州大陸の王者を決めるユーロ2016が開催されました。
この大会でロナウドは、フィーゴの持つ代表通算出場記録を更新する127試合の出場を記録するなど、代表でもレジェンドとして君臨していました。
グループステージのハンガリー戦では、崖っぷちのチームを救う2ゴール1アシストを記録。
準決勝のウェールズ戦でも1得点1アシストで決勝進出に貢献。大車輪の活躍を見せていました。
そして、迎えたフランスとの決勝戦。悲願の代表タイトルに向け、キャプテンマークを巻いたロナウドは並々ならぬ気合いと集中力で臨みました。
ところが、そんなロナウドに悲運が降りかかります。相手の厳しいタックルにより、無念の負傷交代となってしまったのです。
エースを欠くポルトガル、逆に母国開催のフランスはポルトガルゴールへと襲いかかってきます。
ポルトガルもなんとか決定機を作るなど、一進一退の攻防となり、緊張が続いた試合は90分では決着が着かずに延長に突入。
延長戦でも中々得点が生まれず、PK戦を覚悟していた瞬間、ポルトガルFWロペスのミドルシュートがフランスゴールへと突き刺さったのです。
歓喜に沸くポルトガルとロナウド。試合終了の笛と共にその歓喜はさらに倍増し、ポルトガル代表は喜びを爆発させたのでした。
ロナウドは大会ベストイレブンに選ばれるなど、個人としても圧巻の成績を収めました。
彼の功績は全世界が認め、4度目のバロンドールを掴み、世界最高を欲しいがままとします。
劇的なゴールの数々でしたね!
神の領域 CL3連覇
16/17シーズンも相変わらずの活躍を続けていたロナウドでしたが、この頃から少しづつ移籍の噂が立つようになっていきました。
中国からの巨額オファーが舞い込むなど、ロナウドの周囲が騒がしくなっていったのです。
しかし、ロナウドはこれを一蹴し、「お金のためだけにサッカーはしていない」とコメント。外野の騒音をシャットアウトしたロナウドはシーズンを通して大活躍を見せました。
特にCLでは圧巻のパフォーマンスで、13試合12ゴールを決めて見せ、CL2連覇の立役者となりました。
この大会の決勝戦、ユヴェントス相手に2得点を奪い、チームのCL通算500得点目と自身のキャリア通算600得点目を記録。
積み重ねた努力の結晶が名誉という形に現れた瞬間でした。
ロナウドは17/18シーズン開幕直前に行われたスーペル・コパのバルセロナ戦で不用意なダイブで2枚目のイエローカードをもらい、退場となってしまいます。
得点という形で優勝に貢献するも、この退場処分によりリーグ戦4試合の出場停止を受け、開幕戦で遅れをとってしまいます。
しかし、復帰後はすぐに結果を残し、3連覇に挑むCLでは9試合連続のゴールを奪うなど、圧巻の活躍を見せていました。
準々決勝のユヴェントス戦では、漫画のようなオーバーヘッドを決めて見せ、ユヴェントスサポーターからも賛辞が贈られる程、インパクトのあるゴールを記録しました。
そして、ロナウドは3年連続のCL決勝へと進みます。相手はプレミアリーグの強豪リヴァプール。
この決勝戦は、ロナウドにとって3連覇の他に、あるプライドをかけた試合でもあったのです。
リヴァプールにはプレミアリーグ38試合制のシーズン最多得点記録を32ゴールに更新したモハメド・サラーが在籍していました。
負けず嫌いなロナウドが、マンチェスター・ユナイテッド時代の自分の記録を抜いたサラーをライバル視するのは当然でしょう。
ピッチに入場する前の整列時、ロナウドがサラーを見る映像はサッカーファンの方であれば覚えがあるかもしれません。
そんな2人の戦いは思いもよらぬ方向へと進んでしまいます。
試合開始から両チームの攻防が繰り広げられましたが、前半途中にサラーがセルヒオ・ラモスとの接触により負傷交代となってしまったのです。
世界最高の舞台での不本意な交代に涙するサラーに駆け寄り言葉をかけたのは、ロナウドでした。
最後まで正々堂々戦いたかったのは、サラーだけではなくロナウドもだったのでしょうね。
サラーがいなくなったリヴァプールは、レアル・マドリードに押し込まれる展開となり、結果はレアル・マドリードの優勝となりました。
トラブルはあったものの、前人未到の大記録を打ち立てたレアル・マドリードとロナウド。サッカーという長い歴史の中に、彼らの名が刻まれた瞬間でした。
まさに最強チームでした!
イタリア王者のエース
これまで移籍に対して、否定的な態度をとってきたロナウドでしたが、17/18シーズン終了後、クラブ側に移籍希望を申し出ました。
まだまだ最前線で活躍していたロナウドの移籍報道に世界中が驚きましたが、その理由は会長のペレスとの不仲でした。
退団後に両者が認めるほど、関係はかなり悪化していたのです。
そしてロナウドは、欧州王者からまたもある最強のチームへと移籍することに。
そのチームが、イタリアの絶対的王者であるユヴェントスです。
セリエA史上最高額となる約145億円が支払われ、4年契約で入団が決まりました。
イタリアの戦術的サッカーにロナウドは合わないといった否定的な意見もありましたが、ロナウドはそんな前評判をあっさりと覆す活躍を見せていきます。
9月24日、第4節のサッスオーロでデビューゴールを決めると、リーグにも慣れたのか、そのまま得点を量産。すぐさまチームのエースになりました。
そして、”やはりロナウドだ”。そう世界に言わしめたのが、CLのアトレティコ・マドリード戦。
1stレグを2-0で破れていたユヴェントスは2ndレグで3点が必要な状況と、まさに崖っぷちでした。
そんな状況の中、ロナウドはプレーでチームを鼓舞していきます。
前半27分。ベルナルデスキのクロスに反応し、強烈なヘディングシュートを叩き込むと、後半開始直後にもヘディングで2点目を奪ったのです。
同点に湧くアリアンツ・スタジアム。しかし、まだこの戦いは終わりませんでした。
ドリブル突破を図ったベルナルデスキがPKを獲得。もちろん蹴るのはロナウドです。
そして、次の瞬間。アリアンツ・スタジアムは大歓声に包まれます。ロナウドが見事にハットトリックを達成したのです。
歓喜のユベントス、そして、その輪の中心にいたのはやはりロナウドでした。
このシーズン、ユヴェントスはリーグ戦でも驚異の8連覇を成し遂げ、ロナウド個人としてはリーグMVPに選ばれるなど、ワールドクラスの輝きを放ち続けました。
この頃からフィニッシャータイプに変わっていきました!
イタリアに残した伝説
ユヴェントス2年目の19/20シーズンでもロナウドの活躍は止まりませんでした。
ハイペースで得点を重ねていたロナウドは、ユヴェントスのレジェンドであるトレゼゲの9試合連続ゴールを超える10試合連続ゴール記録を樹立。
さらに、1月6日のカリアリ戦ではハットトリックを達成。プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエAの主要3リーグでハットトリックを達成した史上2人目の選手となりました。
最終的に公式戦37ゴールを決め、ユヴェントスの公式戦年間最多得点の36を超える公式戦46試合37ゴールの活躍で、ユヴェントスでも歴史に名を刻んだのでした。
ロナウドの記録更新は20/21シーズンも続き、サッカーの神様・ペレの持つ公式戦757得点を超える758得点目を記録し、神の領域へと足を踏み入れます。
このシーズンは最終的に公式戦44試合36ゴールで終了。彼の活躍はどこまで進むのか?ロナウドの活躍に誰もが注目する中、電撃での移籍が決まったのです。
その移籍先は、かつてロナウドが世界に羽ばたいていった最初のチームでした。
16シーズン連続で2桁得点を重ねる偉業!
再び輝くレジェンドの勇姿
2021年8月28日、夏の移籍市場が閉幕を迎える直前に世界を驚かせるニュースが発表されました。
ロナウドの12年ぶりのマンチェスター・ユナイテッドへの復帰。
ロナウドの移籍先の噂にはマンチェスター・シティなどがありましたが、それを聞いたロナウドの恩師であるファーガソンがロナウドに直接連絡し、ユナイテッドへの移籍を勧めたのです。
36歳とすでにベテランと呼ばれる年齢になったロナウドですが、クラブのレジェンドである彼の復帰にマンチェスター・ユナイテッドのファンは喜びの声をあげていました。
この移籍が、今後波紋を呼ぶ移籍になるとも知らずに…
ロナウドの背番号はアイコンとも呼べる7番に決まり、それまで7番を背負っていたカバーニが21番を背負って新シーズンを迎えることになりました。
そして、9月11日のニューカッスル戦でプレミアリーグ再デビューを果たすと、いきなりこの試合で2得点を奪う活躍を見せつけたのです。
さらに、次節のウェストハム戦でも2試合連続の得点を奪いました。
9月15日のCLでもヤングボーイズ相手に得点を決め、復帰は印象的なものとなり、9月の月間MVPにも選ばれる衰えを感じさせないパフォーマンスを見せつけます。
一時期はゴールが奪えない期間が続くなど、調子を落とすこともありましたが、3月13日のトッテナム戦では復帰後初のハットトリックを達成。
FIFA公認のサッカー史上最多の通算得点数807ゴールという大記録を打ち立てました。
復帰シーズンは公式戦38試合24ゴール3アシストと予想以上の活躍をしたと評価される一方、ネガティブな意見も聞こえるようになっていたのです。
本当に”持っている”男ですね!
流れる不穏な空気
ロナウドの復帰シーズンは、完璧なものと思われましたが、批判の声も少なくはありませんでした。
というのも、ロナウドはこれまでチームに合わせてプレースタイルを変化させてきた選手。
しかし、マンチェスター・ユナイテッド復帰後は明らかに衰えを感じさせるプレーがありました。ボールロストも多くなり、得点はゴールの近距離からしか奪えていないなどの指摘も増えていました。
さらに、エゴイストの部分が強く、一歩間違えればチームの雰囲気を壊しかねなかったのです。
新監督に就任したテン・ハグは就任早々からロナウドを特別扱いしないことを公言すると、ロナウドもCL出場権を逃したことから他クラブに交渉を持ち掛けるなど移籍願望を隠さなくなりました。
年齢や給料の高さから他クラブが獲得を断念し、22/23シーズンの残留が決まるも、一連の流れから裏切り者と批判を浴びるようになってしまいます。
さらに、試合では先発から外され、ラッシュフォードの控えとして扱われるようになりました。
これに怒ったロナウドは途中出場を拒否し、9月19日のトッテナム戦では試合終了前にロッカールームに戻るといった行動に出てしまったのです。
”いくらスター選手といえど、チーム以上の選手は存在はしない”と、クラブは次節のチェルシー戦でロナウドを召集しないことを明言するなど、ロナウドとクラブの関係は冷え切っていったのです。
ん〜プライドが高いから故に起こった問題ですね。
恩のあるクラブとの衝突
両者の関係の修復はされず、ロナウドはカタールW杯開催直前のインタビューで、クラブ、オーナー、監督の批判をしてしまい、大きな問題に発展。
マンチェスター・ユナイテッドOBのルーニーやネヴィルが苦言を述べると、ロナウドもこれに反論。ロナウドの立場はどんどん悪くなっていきました。
しかし、監督批判はともかく、クラブのオーナーや環境については賛成の意見も多くあり、決してロナウド1人のわがままというわけではありませんでした。
それでも、やはりロナウドに対する批判は止まらず、クラブはロナウドとの契約解除を希望。ロナウドもこの解除希望を受け、退団することになりました。
そんなロナウドは、無所属でW杯に挑むこととなったのです。
OBとも関係が悪化しましたね...
全てを捧げたW杯
2022年11月W杯がカタールにて開催されました。
この大会は世代交代の波が激しく、トップ選手たちが次々とこの大会を最後に代表引退を宣言。
明言したわけではないものの、ロナウドとメッシも最後の出場になると予想されていました。
このライバルの2人の最後は対照的なものとなってしまうのです。
ロナウドは初戦のガーナ戦で先発出場を決めると、自らが得たPKをしっかりと決め、史上初の5大会連続得点を記録。
幸先の良いスタートを切ったポルトガルは優勝に向け、着実に進んでいきました。
しかし、ポルトガルの調子が良くなるにつれ、長らく絶対的な存在として君臨していたロナウドがベンチに座る時間が長くなります。
それでも、ポルトガルの英雄は自分の活躍を信じ、ポルトガルの為に意地を捨てていました。
順調に勝ち進んでいたポルトガル代表ですが、準々決勝でこの大会のダークホースとなったモロッコと激突。
激闘の末、惜しくも敗れてしまいました。
後半51分から出場したロナウドですが、見せ場もなく、敗退後は涙を流しながらロッカールームに戻る姿が映し出されました。
英雄の涙には、世界中のサッカーファンやチームメイトがコメントを残し、彼を称えました。
これにはグッとくるものがありました…
1つの時代の終焉
結果的に2022カタールW杯は神の子メッシが優勝し、伝説の最後のピースを見事に埋めて見せました。
一方、無所属のロナウドの移籍先に対しての注目が集まっていました。
ニューカッスル、チェルシーなど様々なクラブの噂が流れる中、ロナウドが新天地に選んだのはサウジアラビアのクラブであるアル・ナスルでした。
その契約は驚きの年俸約280億円。世界中が驚嘆する異次元の大型契約となりました。
アル・ナスルとリーグ・アンのパリ・サンジェルマンとの試合では、これまで時代を作り上げてきたメッシと対戦し、PKを含む2得点を奪うなど相変わらずの活躍を見せました。
この試合では、ネイマールやエムバペも出場し、スター選手の共演が見られた瞬間でした。
ロナウドが5大リーグから離れたこと、そして、メッシがアメリカに移ったことで、2人が作り上げた1つの時代が幕を閉じたとも言えるでしょう。
運命のように導かれた2人のライバル関係は後世にも伝えられるほど、素晴らしいものでした。
今までのロナウドがそうだったように、今後、彼の記録を超える存在が現れるかもしれません。
ロナウドが作り上げた数々の伝説は、サッカー界の歴史の大きな1ページとなり、世界中の人々の記憶に深く刻まれたことでしょう。
今なお世界最高を求め続けるロナウドを、人々は尊敬の意味を込めてこう呼びます。
Greatest of All Time=史上最高
まだ活躍を続けるクリスティアーノ・ロナウドの未来にこれからも期待しましょう!
あなたはロナウド派メッシ派?
ロナウドの試合にベットできる!!
クリスティアーノ・ロナウドの活躍を視聴する方法
ロナウドは23/24シーズンもサウジアラビアのアル・ナスルに所属しています。
サッカー熱の低いとされてきたサウジアラビアには、ロナウド以外にもベンゼマやカンテといった欧州のスター選手達が集まってきています。
もはや欧州のリーグにも引けを取らないレベルに到達しようとしています。
そんなロナウドとアル・ナスルのリーグ戦は、SPOTV NOWが一部試合を独占配信することが決まりました。
ロナウドがいるアル・ナスルやベンゼマのいるアル・イテハドが戦う注目の試合には、日本語の実況が付きますので、ストレスなく視聴できます!
これからもっとスター選手が移籍しそう!
アル・ナスルが参加するコンペティション
23/24シーズンのアル・ナスルは3つのコンペティションに参加しています。
それぞれ視聴できるサービスを下記の表にまとめました。
アル・ナスルの参加コンペティション
- サウジ・プロフェッショナルリーグ
- サウジ国王杯
- アジア・チャンピオンズリーグ
コンペティション毎の配信サービスと価格
各コンペティション | |||
サウジプロフェッショナルリーグ | 一部の試合視聴可能 | 一部の試合視聴可能 ※SPOTVNOWパック | 視聴不可 |
サウジ国王杯 | 視聴不可 | 視聴不可 | 視聴不可 |
アジア・チャンピオンズリーグ | 視聴不可 | 視聴不可 | 全試合視聴可能 |
価格(月額) | 2,000円 ※詳細はこちら | 2,989円 ※詳細はこちら | 3,700円 ※詳細はこちら |
無料トライアル | なし | 31日間無料 | なし |
見逃し配信 | あり | あり | あり |
複数端末の同時視聴 | 不可能 | 4台まで | 2台まで |
リンク | 登録はこちら | 登録はこちら | 登録はこちら |
23/24シーズンのアル・ナスルはサウジアラビア国内のコンペティションとACLの合計3つのコンペティションに挑むことになります。
ただし、国内カップのサウジ国王杯は現在配信しているサービスはありません。
ACLに関しては、グルーステージからDAZNが独占配信しています。プレーオフは含まれていませんのでご注意ください。
アル・ナスルが試合を全て視聴するには、SPOTV NOW・DAZNの登録が必要となります。
上記のサービスを全て契約すると、毎月5,700円もの料金が発生するので、自分が見たいコンペティションを選んでサービスを契約するのが良いでしょう。
それぞれのコンペティションでおすすめの視聴方法をご紹介します。
自分が見たい試合を厳選して、なるべくお得に視聴しましょう!
サウジプロフェッショナルリーグの視聴方法
23/24シーズンのサウジプロフェッショナルリーグを視聴するならSPOTV NOWです。
一部の試合配信という形ですが、ロナウドやベンゼマといった選手の試合は高い確率で配信していますし、何より独占配信です。
SPOTV NOWは2023年7月31日まで月額料金1,300円でサービスを提供していましたが、8月1日より価格改定され、月額2,000円に変更されました。
SPOTV NOWの詳細はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
プレミアリーグ全試合ライブ配信
プレミアリーグやセリエAの一部試合も視聴できます!
サウジプロフェッショナルリーグだけを視聴したいのであれば、月額2,000円のSPOTV NOWのみの登録がおすすめです。
ですが、U-NEXTのSPOTV NOWパックというプランに登録すれば、ラ・リーガを含めたスペイン国内の全コンペティションも全て視聴することができます。
U-NEXTのSPOTV NOWパックとは
注意点として、U-NEXT登録初月の無料トライアル期間は、付与されるポイントが600円となり、U-NEXTは無料ですが、SPOTV NOWは、2,000円から600円を引いた1,400円の支払いが必要です。
U-NEXTの詳細はこちらの記事で解説していますので、ご興味のある方はチェックしてくださいね。
31日間の無料トライアルキャンペーン
SPOTV NOWパックはかなりおすすめです!
本ページの情報は2024年5月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトにてご確認ください。
アジア・チャンピオンズリーグの視聴方法
23/24シーズンのACLを見られるのは独身配信権を獲得しているDAZNのみです。
DAZNではグループステージから視聴可能ですので、ACLを視聴したい方はDAZNに登録しておきましょう。
ですが、カップ戦は試合数が多くはないので、開催している期間、もしくはどうしても見たい試合がある場合だけDAZNに登録するのも1つの方法です。
DAZNはACL以外にも、セリエAやラ・リーガなどコンテンツが豊富で、サッカーが好きな方にはおすすめできるサービスです。
DAZNは月額3,700円(税込)で全コンテンツ見放題となりますが、お得なプランもありますので、気になる方はこちらの記事から詳細をご確認ください。
豊富なサッカーコンテンツを配信
他のリーグの視聴方法や、海外サッカーをお得に視聴する方法については下記の記事で詳しく解説していますので、確認してみてくださいね。
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【23/24シーズン】欧州サッカー視聴方法まとめ|リーグ毎のおすすめの視聴サービス
続きを見る
DAZNに登録していれば多くの試合を網羅できます!
クリスティアーノ・ロナウドの試合に賭ける方法
ここまではクリスティアーノ・ロナウドの半生と彼の活躍を視聴する方法をご紹介してきました。
あなたはそんなロナウドの試合にお金をかけられる”ブックメーカー”というサービスをご存知でしょうか?
海外ではスポーツを対象とするギャンブルが盛んで、非常に人気です。
ブックメーカーとは
ブックメーカーはオンラインでプレイ可能です。
好きなサッカーの予想をして、お金を稼げるのは嬉しいという方も多いはずですが、ブックメーカーはギャンブルということは必ず理解しておきましょう。
ブックメーカーで継続的に利益を上げるには、押さえるべき点がたくさんありますが、大前提として使用するサイトが非常に重要になります。
数多く存在するサイトの中から、サッカーの試合に賭ける際におすすめのブックメーカーサイトを2つご紹介しておきますね。
ブックメーカーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
Sportsbet.io(スポーツベットアイオー)
はじめにご紹介するのがスポーツベットアイオーというサイト。
スポーツベットアイオーはニューカッスルのスポンサーを努めるなど、数あるブックメーカーの中でも特にサッカーへ力を入れているサイトです。
スポーツベットアイオーをおすすめする理由
- 最短30秒で登録でき、すぐにプレイすることができる
- サッカーに力を入れており、キャンペーンや独自機能が豊富
- サポートが手厚く、24時間365日、日本語で問い合わせ可能
スポーツベットアイオーの特徴は、登録が簡単で日本円を入金してすぐにプレイすることができる点もそうですが、オリジナルのキャンペーンや独自機能も豊富な点があげられます。
また、サイトも完全に日本語対応しており、分からないことがあれば24時間365日、チャットで簡単に問い合わせができる点も魅力的です。
これからブックメーカーをはじめるという方には1番おすすめのブックメーカーサイトです。
スポーツベットアイオーの登録方法はこちらの記事で詳しく解説していますので、興味のある方は是非一読してみてくださいね。
簡単登録ですぐにプレイ可能
ブックメーカーをこれから始めるならスポーツベットアイオー1択です!
bet365(ベットサンロクゴ)
次にご紹介するのはブックメーカーの老舗で世界でトップクラスの人気を誇るbet365です。
bet365は2001年からブックメーカーを提供している、歴史のある業界最大手の企業です。全世界のユーザーが6,300万人を超えており、その人気の高さが伺えます。
そんなbet365ですが、私も愛用させて頂いており、実際に使用してみて感じた優れている点は大きく3つあります。
bet365をおすすめする理由
- とにかくサイトの動作が軽い
- ベットできる項目が他のサイトに比べて多い
- 試合によってはbet365で視聴することが可能
bet365を使用していて1番嬉しい点がとにかくサイトの動作が軽いことです。
他のサイトでは時間帯によってはアクセスが集中しているのか、サイトが重くなることがありますが、bet365ではほとんどそういったことはありません。
また1つの試合で賭けられる項目が業界トップクラスに多く、全ての試合が対象ではありませんが、一部の試合に関してはbet365で視聴することができるのも魅力の1つでしょう。
ただbet365はサイトでプレイをする前に、個人情報書類の提出が必要ですので、気軽にはじめたい方にはおすすめできません。
ブックメーカーに慣れている方におすすめしたいサイトですので、まだ登録していない方はこの機会に登録しておきましょう。
bet365の登録方法はこちらの記事で詳しく解説していますので、興味のある方は是非一読してみてくださいね。
今なら入金ボーナスが最大1万円もらえる
bet365は中級者以上の人向けですが、慣れればとっても使いやすい!
ブックメーカーはギャンブルですので、正しい知識を持ってプレイする必要があります。
クリスティアーノ・ロナウド|まとめ
以上、今回はアル・ナスル所属のクリスティアーノ・ロナウドについてご紹介しました。
生まれながらに運命を背負った少年は、後に時代の象徴へと進化しました。
メッシと共に1つの時代を作ったロナウドですが、新しい時代の波により2人の時代にも終わりがやってきました。
しかし、本記事でも何度も記述していますが、彼の伝説が色褪せることはありません。個人的には、ロナウドとメッシの全盛期を見れたことが本当に幸運だったと感じています。
これからもクリスティアーノ・ロナウドの活躍から目が話せませんね!
紹介してほしい選手や監督、クラブなどがありましたらお気軽にリクエスト下さいね!
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最後までご覧頂きありがとうございました!
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その他にも、ブックメーカーの攻略法や試合予想など、今よりもサッカーを楽しむをテーマに記事を更新しています。興味のある方は併せてチェックしてみてくださいね。
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